子宮筋腫で開腹手術をする利点不利点

する?しない?知っておきたい子宮筋腫の開腹手術メリットデメリット

子宮筋腫と診断され、今後の治療方針を医師と話し合う段階で開腹手術を勧められる場合があります。今まで大きな病気や怪我とは無縁だった方の場合「えっ!?開腹手術ってお腹を切るって事?!」と非常に不安で怖い印象をお持ちになると思います。

同じ子宮筋腫の手術でも「腹腔鏡手術」と言ってお腹に数箇所の小さな穴を開けて行う手術もあるのに、どうしてわざわざお腹を切る「開腹手術」を勧められたのかなぁ・・・それはそれぞれの手術方法にメリットとデメリットがあるからなのです。

①手術の難易度
開腹手術であれば筋腫の手術を行っている殆ど全部の病院で受ける事ができるのに比べ、腹腔鏡手術は特別な機材や装置が必要な為、受けられる医療機関が限られる事、又難易度が高く技術と経験豊富な医師が必要である為医師選びにも慎重を要するのです。

②手術方法
腹腔鏡手術はお腹に開けた小さな穴からカメラや器具を体内に挿入して処置を行いますので傷口は小さくて済みますが皮下気腫や腹壁血管損傷等、開腹手術では起こらない合併症があります。又、予想外の出血や広範囲の癒着がみつかった場合は開腹手術に移行する場合も。

開腹手術はお腹を切って患部を直接見ながら処置をしますので大きな筋腫から小さくて数が多い筋腫まで確実に摘出する事が可能です。又、筋腫以外の以上があった場合にも対応可能というメリットがあります。

③傷跡について
傷口が小さく整容性に優れた腹腔鏡手術と比べ、開腹手術はお腹に大きな傷跡が残ります。

④術後癒着
腹腔鏡手術は術後癒着の軽減が証明されていますが、開腹手術は術後癒着が多い事がデメリットです。

⑤術後経過
術後の痛みが少なく傷も小さい為、手術後の入院期間が短く、比較的早く社会復帰が可能な腹腔鏡手術に比べると、開腹手術は術後に感じる痛みが大きく長期入院が必要な為社会復帰に時間がかかる場合が多いです。