ディナゲストの効果と副作用について

太る?出血?副作用は?妊娠に影響は?ディナゲストってどんなお薬?

子宮内膜症や子宮筋腫と診断された際、最近処方される事の多い「ディナゲスト」とは一体どんなお薬なのでしょうか?

ディナゲストが「子宮内膜症に直接作用する唯一の処方薬」と呼ばれている理由はその効果の高さからきています。避妊用の低容量ピルのなんと約10倍もの黄体ホルモン活性効果、内膜増殖抑制効果があるのです。さらにディナゲストが従来の処方薬と比較して画期的な点は「長期投与が可能」であるという点でしょう。

黄体ホルモンの排卵抑制効果によってエストロゲンの数値が正常に抑えられる為更年期障害の諸症状を引き起こしたり、骨に悪影響を与える事なく長期に渡り連続して服用が可能なのです。又、自費で処方してもらう低容量ピルと異なりディナゲストは保険適応が可能です。

しかし子宮内膜症であれば無条件に処方してもらえる、皆が服用可能と言う訳ではありません。妊娠中、又は妊娠の疑いがある場合や診断の困難な不正出血がある場合、更には重度の貧血、肝臓病や鬱病、欝症状のある場合には服用に適さないので注意が必要です。その為、同じ子宮の病気でも子宮筋腫や子宮腺筋症の患者さんには「貧血が悪化する恐れがある」という理由で処方されない場合もあります。

又、ホルモン製剤を服用する場合に心配な副作用ですがこれには個人差があるようです。「副作用を全く感じなかった」「体調に悪い変化は全然なかった」という方から「服用し始めは体重が増えたり、頭痛がしたり身体がダルかったが続けていく内に治まった」という方が殆どですが、稀に「肌荒れや腰痛を感じる」「頭痛が頻繁に起こる様になった」「眠気がある」「身体がほてる」「不正出血がある」という慢性的な副作用に悩まされている方や会社や学校を休むほど体調が悪くなる方も稀にいるようです。

飲み方で注意したいのが「飲み忘れ」です。ディナゲスト服用中は8割以上の方に症状の軽減が見られますが、服用を中断すると再燃する事が多い為「最近調子がいいから服用回数を減らそう」「治ってきたみたいだからたまに飲み忘れても大丈夫かな」と自己判断で服用を中断してはいけません。

又「飲み忘れたから2回分をまとめて飲んでおこう」という方が多いのですが、これは重度の貧血を引き起こす為大変危険です。服用方法に関してはどんなに些細な事でも医師にきちんと相談しましょう。